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摩擦圧接
機械的回転エネルギーによる摩擦熱を利用して、金属同士を接合する摩擦圧接。パイプ部と軸部の接合は焼きばめ・機械的溶接と比較して大幅に軽量化を実現し、接合部は母材と同等以上に強度を保ちローラー全体の剛性を向上します。また、製品に求められる強度や軽さを考慮し、炭素鋼・ステンレス鋼などさまざまな異鋼種の摩擦圧接によるローラー製造に対応しています。
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回転バランス
「送るシートにしわがよる」「ローラーがスムーズに回転しない」などの課題を解決します!従来の静的バランスではなく、実回転数による回転バランス(動的バランス・ダイナミックバランス)を調整することでローラーの回転性能をアップします。
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保守
設計から製造・組立・メンテナンスまで一貫した体制で、納期短縮や品質向上を実現。お客様の声や体制作りの中で生まれるさまざまな課題を解決しながら、日々技術の研鑽に努め、『ロールtoロール』の技術を確立しました。
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素材開発
中原製作所は、より強く、より軽く、環境負荷を低減するため、日本を代表する鉄鋼メーカーと共同で、ハイテンを母材とするパイプを開発。製作過程における環境負荷で優位性を発揮し、アルミと比較して2.5倍の強度を有すハイテンパイプが完成しました。高張力鋼板の特性を生かしてアルミローラーが抱える課題を解決します。
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品質管理
国際航空宇宙品質グループ作成の規格を基にした日本工業規格JISQ9100の認証を取得。大手メーカーの協力を得て、厳しい品質管理体制を構築。まるで高級ワインセラーのような厳密に温度/湿度を調整した検査室を完備しています。三次元測定機を導入し、より高精度高機能な製品作りを目指します。
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DX化
■工場の見える化
■多品種小ロットの自動化
■無人化(24時間稼働)製造現場のDX化を様々なパートナー企業様と積極的に取り組んでいます。